黒き魔女と黄金鉄の夢と


 11月15日

今回から最終章である、うみねこ本編にもあたる10月編に入っていきます。
本当なら8月編終わらせてからやるつもりでしたが、最近忙しくてMUGENの戦闘シーンを調整する暇がなくて、調整がほぼいらない10月3日からやってしまおうかと思った次第です。

まずは大半を割いたうちあげシーン、これは説明があった通り劇中劇のうちあげになります。
なのでスタッフや主演達が新島にある八城幾子の屋敷に集まって騒いでいる、と思っていただければ。
説明しませんでしたがビーチェとグレーテルは特別ゲストとして呼ばれたために姿を見せています。
本来なら新島にやってくる前のシーンが結構長くあったのですが、大して重要じゃないのでカット。
ここで一番語りたかったのは八雲紫の思惑と、ベルンがヱリカをグレーテルに託すところ。
それ以外は個人的に書きたかっただけでそこまで重要ではなかったりします。

最後のシーン、これはベルンが挑むゲームが開始されたために起こったイベントです。
そのあたりの説明は91や92辺りでする予定になってます。
ビーチェばかりでなくグレーテルも巻き込まれていて、そっちの方が重要だったりするのですが、今回は書ききれなかったので次回に持ち越しである。

最後に、ブロントさん達5人は、この物語では運命に立ち向かって変えていく象徴。
よってビーチェやグレーテルが未来を揺るぎなき意志で選択していくほど彼らは強く描かれ、阻む輩を倒していくわけです。
彼らが最後に挑むのは魔女により確固たるものとなった運命に他なりません。


 11月2日

折角9月終わったのにまだ8月が終わってないんだなこれが。
今回の話でモンデンキントは全滅。結構前からちょくちょく続いていた星井菜緒に関する話も一区切りになります。

まず冒頭、貴音メンバーがリーズ達と戦ったのは、m@ster artist 3で貴音が歌った曲ありきです。
この話での設定では現役アイドルで一番頂点に近いのは貴音です。
これは自分が今も好きなノベマス、ディライトスーパーノヴァに少し影響されている為。
それと貴音と姉妹設定にしてる雛子がmugenで凄まじく強いのもあります。
さらっと語らせましたが端折った12月のアイマスGPでは準グランプリでした。
貴音の三人目のパートナーは本来輝夜の筈でしたが、ちょっと思惑あって豊姫にしています。
その思惑が達成される可能性は低いんですが、まあ何とかやってみます。

次のシーンは石川副社長と小鳥さんとの決闘。
この話での設定では日高 舞現役時、石川社長(この話では違いますが)と小鳥さんがアイドルでした。
更に石川社長が961プロ所属アイドルだったのはノベマス、サタスタから取ってます。
今回以上に話す気ないのでばらすと、舞の活動三年目のアイマスGP(アイマスrelationsと違ってこの話ではゲーム設定にしてるので、伝統ある年末の最高峰オーデ)で無敵だった舞に対抗すべく境地に至った石川と小鳥さん、が惜しくも敗北。更に二人とも黒井Pと高木Pの方針から外れたパフォーマンスだったため、いずれもプロデュース失敗という形で引退。舞もそれが決定打になり引退してしまっています。(この時舞の朱い月が月落としを発動、小鳥のアスタロトが乖離剣で粉砕)
961プロの在り方についてはこの話でのアイマス世界を鑑みて自分なりに考えてます。
だから、実を言ってしまうとこの話で出てる961プロアイドル五組全員合致してなかったりします。
ノベマスだったらもっと濃厚に書くんですがこれはmugenストーリーなのでダイジェスト風味で終了。

次の対御大将は別に深く語ってもしょうがないのであっさり終了。
最後の対菜緒&麟の展開はずっと前から考えてました。
菜緒の揺るぎなき意志を背負った麟の勢いで追い詰められるブロントさんが、美希が歌うメイン主題歌で勢いを取り戻し(逆に菜緒が取り乱して揺らいで)、完全論破する、みたいな。
結論は「やっぱナイトがいないと駄目かー」なので、その辺りは次回でも。


 10月4日

サムネが完全にネタバレですけど、もううみねこ未読の視聴者いないでしょう、多分。
一応漫画版未読の方に説明すると、漫画版Ep.8で語られた紗音の自白で登場した、雑誌掲載時センターカラーだった際の表紙、紗代・ベアトリーチェです。
もうサムネに出来るキャラも出し尽くしましたし、今回ばかりは彼女が相応しいでしょう。

冒頭は『ビーチェ』のトリック暴き。
運命から逃げ切ろうとする彼女の真実は紗音だけでなく皆が力を合わせて明らかにする、としたかった。
だから最初の助けはベアト、次にクレル、最後に嘉音が加わって青き真実を使っています。
そして最後の青、多分この作品を書くにあたって一番書きたかったシーンでしょう。
ここで語る事はないので実際動画を見ていただければ。

ビーチェと紗音の語り合いのシーンでビーチェの名(幸代)が紗代と非常に似通っている(読みにしろ漢字にしろ)のは、
ビーチェが紗代の名を考えていたから、なんてもっともらしく書いてますが、実は完全な後付。
ハッキリ言うと本当に偶然だったりします。単にベアトリーチェを和名にしたら幸代、で考えたので。
今回の話を書いててふと気づいたのですが、こんな偶然、というか奇跡もあるものなんですね。

後半の戦人と紗音のシーンは、戦人がさすがに真実にたどり着く、といったもの。
このシーンは入れるか入れまいか最後まで悩みましたが、入れました。
『アルトリア』と『クラリーチェ』の嘆き、頼み。それから黒き戦人が示した可能性、想い。
それらが加わった事で戦人に真実を掴む機会、掴もうとする決意が生まれたわけです。
この意思表示がもたらす結果がどうなるか、それは最終章となる十月編で書かれるでしょう。


 10月4日

その86書いてる時点で「9月末は残り2話ぐらいか」と思ってましたが、今週末我慢できなくて2話分の話を全部書きました。
実を言うと朱志香が紗音を罵るシーンやブロントさんと楼座がみすちーの屋台で飲むシーンとかの前振りが結構あった筈なのですが、
早く本筋を書きたかったのでバッサリカットしてます。
サムネはタイミング失って今後出番が無いだろうクロウ=セイルに。
本当ならレミリアが相応しかったのですが、前回に振れるキャラがいなかったもので。

冒頭シーン、復活した地水火風のカオス。これはFF1の再現になります。
この復活カオスはあくまでカオスの手駒なので所謂幻影で、青娥やメドゥーサらは本人ではありません。
ちなみに集合したカオスを相手にするプリキュア、の構図はずっと前から考えてました。
でも集合したカオスを前にした紗音の反応は絶望か決意を見せるか、最後まで迷って後者にしてます。
カオスを相手にしてBGM深紅にするのも結構前から決めてました。多分BGM深紅はあと一回しかやらない筈。
対カオスは意外にドラゴンが強く、ライダーのリーチが厄介でしたが、結構回数少なく撮影できました。

次、楼座が紗音に銃を向けるシーン。楼座がレミリアの本体なのも結構前から決めてました。
混沌の悪魔が今まで楼座まで襲ってたのは、デスペラードが混沌を統率する気が全くないから。
その楼座の相手を誰がするのかは散々迷って、やはり彼が相応しいだろう、となりました。
なお、楼座が強すぎて何十回も撮影し直したのは秘密である。

次、『ビーチェ』と紗音の決闘。
肖像画に関しては自分の解釈になるので原作設定ではありません、あしからず。


 10月1日

とうとうここまで来たか、といった思いです。創作熱を失わずにこれたのは感無量。
8月でモンデンキントが壊滅してアイマス編に区切りをつけ(る予定ですがorz)、9月でノイエ・トウキョウマギカも壊滅。
残ったのは最後のカオス討伐と『ビーチェ』の謎解明、どちらも佳境に持ってくるシーンです。
個人的には9月末を終えられれば黒魔女・完!なんですけどさすがに10月やらないのは言語道断ですし。

冒頭、紗音の身支度シーンから。
嘉音やベアト達との会話に関しては紗音が原作より希望を持ってしまっているので、
嘉音達との擦れ違いが強調される形になっています。
ちなみに楼座や絵羽達大人の方は状況が改善していますが、戦人や譲治達孫組は原作より険悪になっています。
理由は言わずもがなで紗音達のせいなのですが。
葛藤に苦しみ嘆く紗音が親しい『ビーチェ』に救済を求めるも……。

次、紗音の宣戦布告シーン。
書きたかったシーンでしたが、同時に結構悩みました。
紗音が追いつめられて『ビーチェ』を引きずり込む、といった形にはどうしてもしたくなく、紗音が前進するうえで、としたかったので。
『ビーチェ』の切り替えしは彼女の唯一ぬにの攻め手になります。
いわば彼女にとって逃げ切るのはノーマルエンドでしかなく、最後の最後で『ビーチェ』に決闘を挑むだろう何者かに勝利して運命を覆す事こそをベストエンドと位置付けています。
『何者か』については○○○に違いないとは確信していたものの、それが紗音だったのはさすがに予想外だったのではないでしょうか。
もう少し詳しい話は二話ぐらい後で。

次、正直最後に紗音に付き添うのが嘉音でもクレルでも、ましてや765メンバーでもない、ベアトになるとは自分でも想像してなかったです。
ここまで書いていたら自然とそうなった、としか言いようがない。
そうして現れた最後の敵。この配役を考え付いたのはいつぐらいだったかしら。
少なくとも連載開始時はまだその構想はなかった筈ですが(確か地水火風しか決めてなくてガーランドすら出す予定無かった)、早い段階でこう決めていたかと。
そう考えるとこの話はMUGEN版楼座がいなかったら絶対になかっただろうなぁ、とつくづく思います。


 9月24日

今回で対エヴァ・ベアトリーチェの決戦は終わりです。
冒頭は決闘シーン、ちなみにエヴァの手駒を星蓮船組にしようと思ったのはかなり昔で、その頃からこう言った展開は考えていました。
エヴァのAIはいつまで経っても誰も作ってくれなかったから自分で即席で作ってます。
彼女、強力な夢想曲システム搭載して火力調整したらもっと強くなるんだろうなー、とつくづく思った。

次のシーン、『グレーテル』と絵羽の和解シーンになります。
縁寿が絵羽にもう一度、と提案するのも結構前から考えていました。
何か原作ではあくまで絵羽は伯母さんって扱いだったのが結構気になったので、すれ違いばかりの12年間をやり直す、としたかった。
縁寿が絵羽に渡したA3の紙は養子縁組の手続き用紙になります。

次、ベルンとラムダのシーン。
ノイエ・トウキョウマギカの最後が対譲治で終わるのはどうよと思ったので追加してます。
ここでベルンが真の目的を一端だけ披露していますが、完全に明らかになるのは最後の10月編・裏あたり。
折角梨花の戦闘シーンなので遊星テーマにしたかったのですが、ベルンを優先させて光と闇に。

最後のシーンはノイエ・トウキョウマギカ最後の一人である黒き縁寿のその後。
原作では縁寿から離れて新たな道を白き魔法と共に歩む形ですが、黒き縁寿は縁寿のまま魔法を置いて進む道を選択。
で、その前段階として邪魔だった六軒島の惨劇という過去と、執拗に追い回す須磨寺を排除。
原作がグッドエンドならこちらはノーマルエンドよりちょい下ぐらいかしら。


 9月14日

正直この話は黒き戦人の改変キャラがリリースされてたから書いたりします。
ラムダデルタ側の黒き戦人をどうしても表現したかったのですが、結局9月中旬編まで解決策を見いだせてませんでした。
ラムダ黒き戦人はEp.8で出てきたような、愛も情けもない犯人である戦人そのもの。
一方ベルン黒き戦人は巻き起こす惨劇も真意を隠すカモフラージュ、ベアトリーチェを葬る事が動機。
酷似してるようで召喚者の受け取り次第で全く違う事を表したかった次第です。
ベルンが「戦人が犯人なら表向きこうでもこんなくだらない想いでも~」と考えてるのに対して、
ラムダが「戦人が犯行に及ぶ真実にたどり着くなんてないから、惨劇は全く関係ない目的で~」と考えてるのが特徴です。

そんな中での紗音の態度ですが、意図的に原作っぽくしていません。
紗音として書くのならもっと混乱とか狼狽とか、追い込まれた描写にしています。
これは紗音の心境の変化を表したのではなく、もっと別の何かが表面に出だしている、と捉えていただけたら。
最終的な着地点をどうするかはまだ霧に包まれたままですが、何となく見えてきました。


 9月8日

今回は予定を変更して8月編になります。
というのも8月編はどんな風に進めていこうかかなり迷っていたもので、疾走する形に決まりましたから。

まず冒頭シーン、7月編を途中で切り上げた事へをさらっと説明して終了。
さすがに7月編をあれ以上続けてgdgdになるならこんな感じで説明1分で終了した方がマシ。
新キャラ三人ですが、これはぶっちゃけるとエルト何さんを披露したかったから……ではなく、
モンデンキントスタッフの七草メンバーをどうにか出せればなーと調べてたまたまそうだったので。
というのもベルンの駒で存分に動かせるキャラが実はもういないのが最大の理由。理由は後出。

次、安原 蛍との決戦の相手は勿論日高 愛。
これは初めから決めていましたが、どうせならと『あずさ』と『春香』も最後の戦いをさせています。
これなら765サイドも亜美真美の二人に見せ場が作れるので。
シロナのカイ獣は前々作で全く出さなかったスペースビーストを全部出せたので、おおむね満足です。

次、『千早』、『やよい』、『真』との最後の戦い。
この三人はさんざん出番があったので今更キャラ描写はいらんだろ、でいきなり先頭から開始してます。
でもこれだけでは味気ないので、本来10月末に登場させる予定だった、真ティアマットに登場してもらう。
765のミッシングムーンも終了……ではなく、961のJupiterを相手させないと。

これでベルンの持ち駒はなんと七草三人+雪月花だけ。
その雪月花も別話が本筋なので、実質は七草だけになります。
この辺りが最後の加勢の理由だったりします。
もうこれ以上はあるまい、ジョセフ真月とかリファとかはもうさすがにいいでしょう。


 9月6日

今回は対ラムダデルタとの決戦。
この『グレーテル』対絵羽との決戦時に決着をつけるとは初めから考えていました。
まあ戦わせるにしても頭数がないと華が無いのでセイバーオルタとクラリスを復活させてますが(再生怪人は良くある事)。
で、対峙するのを誰にしようかと考えて、話の流れから考えて譲治を選択してます。
ちなみに本来なら黒きベアトことクラリスがノイエ・トウキョウマギカのアンカーでしたが、これも時の迷宮攻略を書いてる際の流れで脱落させてしまったので。
多分それだったら対戦相手は譲治ではなかったんだろうなー、と思います。

『美琴』と『大河』の語りは本当ならそこまで長くはなかったのですが、せっかくなので彼女等の背景を踏まえて綴ってみました。
正解をさらっと語ると『美琴』は今わの際に絵羽から絵羽が体験した1なる真実を聞かされた縁寿。
ここから絵羽がどんな想いで真実を打ち明けたか、縁寿がどんな想いだったか、を語らせたつもりです。

譲治の推理に関しては夢想曲での有能っぷりに加えると、中&外の人つながりで黒桐幹也も意識してたり。
戦闘とその結果に関しては特にいう事無し。強いて言うとラムダデルタ戦は尺の関係で入れました。


 8月23日

七月下旬もコレで終わるかと思ったら終わらなかった。書いてたら思ったよりはるかに長引いたのが原因。
ようやく出せたJupiter&シュウ(グランゾン)、なお所謂ネームドモブNPCなもよう。
貴音の協力者にもう一人ムーンレイスを、とは思ったものの最後まで既存キャラたる輝夜にしようか迷った。
結局菜緒に御大将が助力してるのでその関係で豊姫に決定している次第。

次のシーン、これは前回書ききれなかった黒き戦人についての考察。
全てを知った戦人が理不尽な運命を押し付ける使用人どもを殺害、■■の真実に気づこうとしなかった譲治と朱志香を見捨て、最後はベアトリーチェと心中する、というのがヱリカの仮説です。
なおそれが真実とは限らない。既に黒き戦人は完全論破されて解答編は来ないのだから。

次は戦人のセクハラ、と見せかけて真実の深淵に気づく重要なシーンになります。
こう言った形で気づかせたのは、戦人だったら思いもよらぬ方向から真実に気づくのでは、と考えたのと、
バストサイズを言い当てる観察眼を持っておいて■■の身体に違和感を覚えない筈が、と思ったため。
どれも戦人が原作よりはるかに早く運命に遭遇していた結果ではないかと。

最後のシーンはそれによって誤解を招くシーン。
九月末の関係でどうしても紗音とクレルを仲たがいさせる必要があったので。
きっかけはどうしようかと悩んでましたが、上記シーンを思い浮かんだ段階で合せようとひらめいた。
本当なら九月半ばの別サイドでやろうとも考えたのですが、それでは少し遅い気がしたのでここに。
■■を原作よりバラバラにしたいがためだったりします。


 8月19日

最初のシーン、汚忍メンと戦わせるのを765メンバーにしようとは考えてましたけど、そこまで話をどう持っていくかで悩んでました。
というのもこのまま『グレーテル』と汚忍をしゃべらせても中身が焼き増しなだけに進展が全くないので。
結局765サイドで戦闘メンバーがいなくなってる、という描写で少しメリハリをつける形にしてます。
対絵羽でのぬえらとの戦いは初めから想定していたもので、それに対抗する『グレーテル』のPTメンも結構前から決めています。
やっとここまで来たか、と思うばかりで。
ちなみにいっきに対絵羽までの戦闘シーンを入れても30分以内に出来たのですが、さすがに戦闘シーンばかりなのも何なので次回以降に持ち越しである。


 8月9日

今回から九月中旬、『グレーテル』対エヴァの決闘の編になります。
本当なら九月中旬も三回構成でお送りしようかと思ってましたが、どうせなら派手に盛大にいきます。
ようやくここまで来た、と正直な話感無量だったりします。正直たどり着けるのか?と何度思った事やら。
それだけこれまでの過程が長かったのですが、それだけに佳境に入ったのは勢いと盛り上げがある筈。

冒頭シーンは今までの状況整理兼エヴァ側の手口の暴露ターンになります。詳しい話は動画を視聴あれ。
次のシーン、藤ねえと『グレーテル』の会話になりますが、結局藤ねえは敵対させないままにしました。
メタな発言すると絵羽の中の人で悪役に出来そうなキャラがMUGEN入りしてないのもあります(ひぐらしと繋げてる以上鷹野は論外)。
本編上では生存で真実が確定している絵羽を黒き真実・可能性で染められないとしてますが。
藤ねえと『グレーテル』の会話が『グレーテル』が思い描く、『ゲームのその後』に繋がっていく――。

次は三回構成なら絶対飛ばしてただろう、地霊殿メンバーとの死闘。
折角今までで色々なキャラを小出ししてきましたから、佳境では派手に決戦という形にしています。
4連戦だと動画的にはどうよと思いますけど、2対2×2もどうかなーと思ったので。
地霊殿メンの心境は動画内で語ったので全てなので割愛。


 8月3日

今回で新島学園祭は終わりになります。もっと書きたかったですしもっと内容を考えていました。
それだけ学園祭パートは楽しかったのですが、調子に乗ってるとまた話数がえらい事になってしまうので。

最初、ぱりーんと割れてから紙芝居はじまってますが、実はMUGENの戦闘入れるか最後まで悩んだ名残りになります。
結局別に入れなくても作品として支障が無い事に気づいてしまったのでなしに。
というか入れると尺と画質がヤバくなるので。
OP後の咲夜のシーンは咲夜を今まで男装姿で出演させていた理由が語られます。
これは咲夜を登場させた最初から嘉音の契機にしようと思っていました。

次のライブシーンは夢想曲の嘉音&朱志香EDが元になっています。
東方キャラがライブに出ていたのは前も語ったので割愛。
ただ衣装に関しては新たな伏線として残します。これはEDを想定してのものなので当分先。

最後の嘉音の葛藤、これは久々にのったシーンになりました。
この魔女らしいシーンを書くのがこの作品でのお気に入りになっているような気がします。
原作と違ってこの時点で朱志香の好意を否定せずに運命に向かっていく決意を持たせてます。
これは紗音が自分なりの真実を構築していってるから、が一番の要因になっています。

次はいよいよ九月中旬、ホワイトナイトの話になります。
この話は九月下旬と合わせてずっと書きたかった場面になるので、気合入れるぞー。


 7月28日

三部作のつもりでしたが、〆は次回に持ち越します。
これも最後の嘉音と朱志香の会話パートだけで10分以上費やす事が判明したため今日残りの紙芝居書き上げたら次回はトータル22分以上になったんですが、ね。

まず最初の朱志香と『ビーチェ』達の会話シーン、神綺の設定を幻月が話しています。
これは本来神綺が魔女という設定を九月上旬で存分に生かそうとした際の名残です。
真里亞への悪魔の印象を披露する事で設定だけの会話にも意味を持たせて終了である。無念。
朱志香⇒夏妃に関してはどうも原作では素直になれてないと思ったので、自分なりに補完する形で綴っています。

次の神綺と嘉音の会話シーン。正直あまり作品のベースになっているうみねこキャラが他作品のキャラに諭されるシーンは書きたくない。
だからその辺りの最後は『ビーチェ』に委ねて神綺には彼女なりの視点で思う存分語ってもらってます。
ガーランドに関しては前回までで結構語りつくしてるのであっさり終了である。

ガーランド戦後はかなり難産でした。
MUGENで嘉音の外部AIがあったら内容が全く違いました。
だって嘉音を戦闘させられないからそれに説得力を持たせる描写にしないといけないですし。
幸いにも嘉音はそう言ったキャラでもあるので何とかクリアです。もっといい話の流れにしたかった。

最後のシーン、ハイ=リューン状態の羽入初披露。彼女に関しては十月編まで出番ないのでその時にでも。


 7月19日

終わると思ったら今回で終わらなかった七月下旬。
やっぱ色々な事象を並行させて一気に進ませる手法は話が進まないからお勧めできないですね。
冒頭はガーランドとの決着シーン。さやかがアレを召喚しているのはやってみたかったのです。
次の対『グレーテル』は色々とキャラに会話させたり想いを語らせたりしたら結構量が増えました。
次の対『秋月 律子』で梨花は登場させたかった。これは『律子』の配役決めた時点で決めていたシーンになります。
梨花がちょっと黒さを見せているのは超えた運命がまた姿を見せたから。
最後の対黒き戦人は尺に余裕が出来たので入れています。
黒き戦人の真実も本腰入れて決めたので、次の回は色々な語り回になりそうだったりしますね。


 7月13日

当初の予定では九月上旬はもっと話を膨らませるつもりでした。
楼座も出てましたし神綺の会話パートもかなり長くとる筈でしたし。
しかし三部構成にすると決めた段階で楼座の出番は削られ、神綺も出るだけでネームドモブキャラになりそうです。
真里亞は正直考え中。別に出さなくても話は進められるのが達が悪い。
本当なら朱志香に関してもキチンと原作通り嘉音と待ち合わせする筈だったのですが、これも尺の関係で没。
アニメでも登場した射命丸も出す筈だったのですが、これも正直本筋と関係ないので没。
要するにかなり削りに削った結果がその74からの展開だったりします。
そもそも74の時点で朱志香の悩む恋する乙女のシーンをかなり削ってますし。

おそらくは九月中旬も三部構成にするかと思います。
あまり長々とキャラ同士の会話を盛り込んでも話が進まないので、最低限+αぐらいになるように。
本当なら逆算すると五部構成になるんですけどねー。それも『美琴』との決着抜きで。
つまり、今の週一ペースが続けられるなら八月中旬には九月下旬、つまり『ビーチェ』の決着が書ける筈。

で、そんな尺ばかり気にしてるのに八体のこぁはやってしまったのであった。
正直ぶっちゃけるとメルトこぁ使いたかっただったりしますが。
八体なのはロックマンっぽくしたかったからなのですが、これも当てたい音楽の関係で没である。
ちなみに今のところ8体全員を出す予定なし。既にMUGEN対戦三つやる予定になってますしねー。


 7月8日

七月下旬編はあと1,2回で一端のけりはつくのですが、雰囲気を変えるべく別の視点に移行。
前々からやりたかった新島高校での学園祭の話になります。
そもそも本編の新島高校で東方キャラが集まってるのは、原作Ep.2で朱志香のバンドメンバーが東方のコスプレをしていたからなので、ある意味で原作再現になります。
アニメでは咲夜と文がベースとギターでアリスがドラム、漫画ではレミリアと霊夢がベースとギターやってます。
結果、咲夜とレミリアがベースとギター、アリスがドラム、パチェがシンセサイザーとなった次第。
そうなると諸々追加したくなった為、この新島紅魔郷が思い浮かんで紅魔館メンバー全員出してます。
チルノとルーミア、大妖精がいないのはそのため。出そうとも考えてましたが、ルーミアでいいMUGENキャラがいないのが響いてる感じでしょうか。
原作での朱志香の見せ所の一つなので、盛大にやりたいと思います。


 7月7日

結局今回は理御周りしか進められなかったよ……。
この期に及んで紗音の葛藤書いてもしょうがないので、今回は理御こと幸子と美琴に焦点を絞ってます。
特に決められた路線をただ歩んできた幸子が自分の意志で前に走っていく内容を書きたかった次第。
美琴の正体バレはもうちょっと後にしようとも思いましたが、九月編は少しスピーディーに話を進めたいのでここに押し付けてます。
ただ幸子と美琴にしゃべらせる回になった気がしますが、それでも中々充実した内容になったかと。
というか七月下旬があまりに戦闘ばっかで中身スカスカだったのもあるような気もしますが。
一歩大きく前進した幸子の物語に焦点があてられることはおそらくないでしょう。後は他の人達が進む番。


 7月1日

今回は視点を移して『グレーテル』側になります。
一回ぽっきりで終わらせるつもりでしたが思った以上に長くなってしまったため、次回で〆ます。
冒頭シーン、戦人と縁寿の会話は入れようはカットしようか迷いましたが、カットしても次回に続く事が確定してしまったので入れっぱなしにしています。
戦人がうみねこのキーパーソンなのに出番少ないままなのもどうよと思いますし、ここぞという時に活躍してもらわないと。
縁寿を出したのはそろそろ『グレーテル』と会わせたかったから、という理由があります。
初期プロットでは九月中旬編でようやく、だったのですがそれだと遅いと思い至ったので。

千早のパートナーの早苗の活躍シーンは多分これで終了。後は普通に765メンバーとしての活躍しかない筈。
結構早苗さんの設定も深い所まで考えているのですが、本編とは関係ないので披露する場なし。
本編でも表したように「神奈子や諏訪子はおわす」という真実を早苗が体現させているのです。
ちなみにいつぞやで語ったように早苗と神奈子の中の人が千早と真と一緒だから、が起用理由ですが。

最後のシーン、戦人をどうステージに上げるか悩みましたが、縁寿が解決してくれました。
「こういった展開を思いついた俺SUGEE!」じゃなくて「縁寿が勝手に!?」でしたね。
どこかしまらないのも戦人の魅力なので、それを描写出来たんじゃないかと思います。
そしてレッショル。出そうか非常に悩みましたが、『違う舞台』ではレッショルの出番がないことに気づいてしまったのでこっちでの登場となりました。
プロデューサーはいつか出そうと思っていた彼に登場してもらっています。
むしろうみねこ的には『メルキアX1P』の方がはるかに重要だったりしますが。

次の話ではとうとう彼女が本格的に戦いますよー。


 6月14日

今回は視点移して楼座サイドになります。単純に合格枠2大がまだ続きそうだったから息抜き。
時の迷宮攻略みたいに複雑にしても良かったのですが、最近不要なシーンは巻き進行で行こうと思ったので要点に絞っています。
随分と久しぶりに楼座視点で書いた気がしますが、八月編からは楼座視点も増えてくるんじゃないかなーと思います。
アンチローザスタッフの舞と幽々子は結構動かしやすくて楼座がストッパーになるのが面白い。

冒頭シーン、舞のファン一号と二号はアルクェイドに対する原作ネタである。
いつか書こうと思っててようやくかけたので満足。ちなみに戦闘シーンが無いのは巻き進行の犠牲に(ry
地水火風のカオスが撃破出来たので、ここでレミリアについて踏み込んでいます。
もう状況証拠だらけでバレバレなのですが、まだここではレミリアの真実は暴露しません。
元々はOPのとおり取り繕いでスカーレットデビル使う予定だったのですが、スカデビ見る機会が結構多いですから。
そんなわけであまりお目にかかれないアリュマージュ使いたかったのが一番です。

これでヤング舞こと『安原 蛍』以外のアイドルマスター達以外のモンデンキント勢は全滅。
ベルンにも少し痛い目見てもらってます。ああいった上から目線キャラを凹ますのがかなり楽しい。
楼座は最新版に外部AIが二つとも未対応だったので、黄金の夢やってくれるペパーミント氏のを自分で改変して最新版に対応させました。
でもベルンは最大Lv.にするととてつもない強さなので、デフォ設定のLv.6まで下げて戦わせてます。
最大Lv.かつヱリカ&ドラノール状態は八月編で。


 6月8日

やっとサムネの彼女、ガーランドを出せました。
この物語を書こうと思った時からガーランドは彼女に決まってましたし(中の人的に)。
でも使用するMUGENキャラのコマオウだとラオウにしか聞こえないボイスが多々あったので、
それをDdFFのガーランドに変更する作業が億劫だったりしたせいで彼女の出番がかなり遅れたのは内緒である。
おかげで動作はどう考えてもラオウですがボイスだけならガーランドっぽいキャラに仕上がってます。

冒頭シーン、菜緒と戦うのはブロントさん達とは決めてるのですが、『ビーチェ』がいるのに彼女との戦いを省略はさすがに出来ないが話が進まないなー、
と悩んでいたら唐突に思い浮かんだ展開だったりします。
というかそろそろガーランド出さないと彼女の出番どころか登場する機会すらなくなりますし。
ちなみに本来カオスを撃破して歴史が直って闘争と宿命を追い求めるカオスの戦士ガーランドではなくなった筈です。
でもそのガーランドが出る、という事で、彼女にも本体が存在します。
ただ地水火風のカオス達がアイマスキャラを本体としていたのと違って他の三人はうみねこキャラが本体。
クロノディアがアウアウだったけれど、ガーランドは……?
その辺りはガーランドの行動にヒントが隠されているかも。本体は既に登場してます。

対雪月花戦は正直言うと別に物語の進行とは関係ないのでやらなくてもよかったのですよね。
でも折角うみねこキャラに設定してるのでと話の盛り上げに費やした次第です。


 5月31日

サムネバイバイである。しかしクロウ=セイルの紹介タイミングを逸したせいで彼女しか紹介できるキャラがいなかったんだ……。
まず今回青娥との決着をどうしようか迷っていましたが、そもそも八月編での決着は別の舞台で書こうかと思っているので、
そうすると土のリッチとして撃破は書けない、と判断したので土のリッチとはここで決着をつけてます。
魔王と雪月花のメンバーはこっちでは絶対に書かないと決めているので本体の麗華は登場しません。
なので結構分かりにくい完全論破になりましたが、魔王サイドの心理描写は別の舞台でさらっと書くつもりです。
ようやく地水火風の四体のカオスの撃破が書けたので、先に撃破されたクロノディアを除けば残り二体。
名称を暴露してますが、『カオス』と『デスペラード』になります。
二人の片鱗はそろそろこの七月編で出そうかと思っています。お楽しみに。

次のシーン、ウィルと幸子のシーンは土のリッチとの決着で後は投げっぱなしだとさすがに不親切すぎるので追加した次第。
前回までの推理を若干補足する形になっています。
そして満を持して登場してきた『御坂 美琴』、彼女が正真正銘ラムダデルタが動かす最後の駒になります。
正体はもう消去法でバレバレですが、完全に明かされるのはもっと先になる筈です。
『御坂』が使役してきた黒きベアトと黒き理御は再生怪人扱いなので、六月編での恐ろしさはなりをひそめています。
その分『御坂』の狂気が彼女達を動かしているので、『御坂』を止めない限りは二人は止まりません。
彼女が何故黒き真実を使役できるか、は彼女の真実に関わるのでまた今度に。

最後のシーン、正直雪月花との戦いはこの物語で書く必要ありません。
が、せっかく相手のプロデューサーとしてワルギリアを登場させてますし、七月編だけでも戦わせます。
『美肌P』の動機はこの話を書く段階ででっち上げてます。それっぽい理由を考え付いたので。


 5月24日

今回は対土のリッチが終わると思ったら、推理パートのせいで尻切れトンボになってしまった。
でもここで推理させないといつまで経っても幸子の正体に迫れる機会が無いですし。
そんなわけで幸子の真実の大半を披露していますが、肝心な所はまだ隠されています。
ここで披露したのは幸子の正体だけで、何故その幸子が召喚されているか、が未解決なので。
これは九月末編にならないと全容は明らかにならないのです(謎に直結するので)。

ウィルが怒涛の勢いで勝ってますが、正直黄金モードONにしないと勇儀とるー様相手では勝てなかったので、泣く泣くそうしています。
逆にるー様の本気で一蹴される引き立てにもなったのですが。
ここではガァプの真実も一端を披露しています。
コレだけ見ても何の事かサッパリでしょうから、いずれは全部披露したいと思います。
言えるのは、ガァプの召喚者はベアトリーチェと関係する人物で死亡済み、でしょうか。
これはワルギリアが熊沢、ロノウェが源次、七姉妹が先輩使用人、とモチーフがいるのにガァプだけ完全創作なのは腑に落ちず、
熊沢が写真か何かでベアトに見せた人物がモデルになってガァプが想像(創造)された、と独自設定にしている為です。
よってガァプの正体は右代宮■■である。ただし本人死亡済みの為、るー様が演じてるに過ぎない。


 5月18日

今回は汚忍のターンです。
ちなみにMUGENでは汚忍流汚忍と闇ブロントさんでは確実に汚忍が勝ちます。
本当なら八月に汚忍の真実は暴露する筈でしたが、興が乗ったのでここで暴露。
この汚忍の真実に関しては彼を出す段階で決めてました。ようやくのお披露目になります。
なお汚忍の決意表明は八月にする予定なのはそのままにします。

黒ントさんの扱いをどうしようか迷ってましたが、(FF4のカインみたいな洗脳にするかFF4TAセシルみたいな空っぽな状態にするか)
結局ベルンによるアカウント乗っ取りに落ち着いてます。要はBOTみたいなものですね。
ベルとグラットンの関連性については一度やりたいと思ってたのでここで入れてみる。
別にベルは純粋にベルンの味方ではなく、自分のやりたいように行動したらベルンの味方である場面が多くなった、というだけだったりします。

対水のクラーケン戦。対戦相手を勇儀にしたのは今までかませばっかだった勇儀の面目躍如をしたかったので。
minoo氏黄昏版を自分なりに改良しようかと思ってましたが、7頭身メルブラ版が思ってたよりはるかに強かったのでそちらを採用しています。
これならこれからのアイドル同士の全面対決でも思ったような試合運びが出来そうで満足。
水のクラーケンはこれで完全撃破になります。
新幹少女達についてはもっと話を膨らませられましたし実際考えてたのですが、この形にしてます。
本筋には関係ないですしこれぐらいあっさりしててもいいかなと。

そして次は対土のリッチになります。
魔王エンジェル本体との全面対決は別の舞台で書くとして、ここでは土のリッチ最後の手を。
悩んでるのが八月編まで引っ張るかここで片を付けてしまうか、だったりしますが。
青娥はなんか書いてるうちにどんどん愛着がわいてくる不思議なキャラですね。
多分神霊廟キャラの中で一番好きかも。自分が書く青娥は若干キレイですけれど。


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