黒き魔女と黄金鉄の夢と


 8月8日

最終回になります。ほぼのべ三年ですね。
思えばこの動画の企画を練ったのは丁度右腕を折って一か月入院してた病院の中だったような。
話は長くなりましたが、書きたかった事は全部書ききったので、作品としては満足できています。

冒頭、ヱリカは原作では最後どうも幻想の住人っぽく扱われてて納得がいかなかったので、本編ではリアル世界の住人にしています。
まあ多分Ep.6にある通り、一なる真実では遭難して水死したんでしょうけれど。
ヱリカをただの探偵で終わらせたくなかった自分はこんな形に落ち着かせました。
振り返ってみたら原作のはっちゃけっぷりが少し収まってるような気もしますね。
でもこれぐらい理知的なヱリカもらしいんじゃないかと個人的には思います。

次、紫の幻想郷に関してはもう少し深く描写しようかとも考えてましたが、尺が足りなくなるのでバッサリカット。
代わりに幽々子と喋らせています。
でも幽々子と紫ってツーカーの仲ってイメージがあるので、それからは少し離れてるかも。
この物語では本来幻想入りする筈だった面々が軒並みリアル世界で生活できてしまっているので、いくら紫の悲願である幻想の巫女が誕生しても、紅魔郷も風神録も地霊殿も一切起こりません。
けれどゲーム作品となってる異変はほんの一部、主演たるボスたちがいなくても幻想郷は回っていくでしょう。

次はビーチェの将来に関する話。
運命を変える事に目指してた彼女が、ソレを終えて今後どうするのか、を始めて気にしだす場面になります。
当然そんな余裕がなかったのもありますが、これからは未知の世界となるわけで。
未来が見えている、そんな一場面になります。

次は戦人の決意表明シーン。
この辺りはもうちょっと長く出来たのですが、今まで散々書いたのでそこは詰めています。

最後はナイトの帰還。
ナイトの真実はだいぶ前から大体は考えてましたが、細部を煮詰めたのは正直言ってしまうとここ数か月の間になります。
ヴァナに戻るか否か、でまず悩んで、そこから戻さないならどんな理由か、何があったか、を考えて、で。
そうしてああいった形になりました。
新たな日常が始まる、ではなくこれからも賑やかな毎日が起こる、で幕引きの形に。

こんなにも長い間となりましたが、書ききれたのはコメントくださる皆様のおかげに他なりません。
この物語の土台にしたうみねこは確かに批判されるだろう点は少なからずありますが、それでもそれぞれのキャラが素晴らしいのには変わりありません。
この動画がきっかけで原作を手に取った、となったらそれほど嬉しいことはありません。


 8月1日

一気にラストまで書き綴るつもりでしたが、20分超えた段階で断念しました。
さすがに集中力が続かなくなったので、途中で一旦区切ってあげる形を取ってます。

最初、まずはいちいち個別のシーンを設けてもしょうがないキャラに関してはベルンカステルに語らせました。
全員分のエピローグとか書いてたらとても終わらないですし、さして重要でもないので。
幾子の十八に対する心情はどうしようか少し迷いましたが、フェザリーヌを元に考えるとそこまで固執しないだろうなー、とあっさり目に。
翼でのベルンの手紙からすると、こんな感じの距離感になると思っています。

朱志香に関しては当初の予定通りの結末になったのでここでは割愛。
むしろレミリアに関しては初期の予定では生存する筈なかったんですよねー。
レミリアの正体・真実については最初からきちんと決めていましたが、そこからの生存ルートを思いついたのは結構後の方でしたし。
まさかレミリアとして落ち着く事になるとは本当に思いもよらなかったです。

次のシーン、絵羽に関しては当初の予定通りになったので、やっとここまで来れたなぁ、と。
最後のシーン、本当だったら美希とブロントさんの別れシーンもあらかじめやっておくべきだったのでしょうが、正直入れる隙間が無かったのよ。
別に雰囲気はダイジェストでも伝わるのであえて取り上げる必要もなかった、という判断でカットしてます。
別離になるのは当初の予定通りだったのですが、この結末に関しては実言うとかなり後の方で思いついてます。
今まで構築してきた物語を踏まえたら可能であり、またこの方がいいだろうとも思っています。
こういう物語の独り歩きは本当に嬉しいものです。

次こそ最終回、になるといいなぁ。


 7月26日

これでうみねこ本編での時間軸を舞台にした話は終了になります。
八月編と並行して連載してたせいで実質半年かかるあたり、計画性のなさが露見してる気がします。
それでもこうして締めくくれるのは感無量です。

冒頭、その103では入れられなかった対シエスタ410。
ヱリカは強いので南斗シエスタ相手でも行けるとは思っていたのですが、やっぱり行けました。
真里亞が最後に召喚した彼女については、当初の予定ではここでの出番はありませんでした。
全部ルー=サイファーをその103で出してしまったせいですね、反省します。
一方のクレルをどう表そうかと悩んでましたが、そう言えば昔にhumi氏がカオスなうみねこキャラを作ってたのを思い出したので、それを利用してます。
完全に狂キャラなのですが、あくまで攻撃が半端ないだけで即死当身とかの特殊技術がつかわれてないなら、ブロントさんで打倒可能だと確信しての起用となります。
無論ブロッキングしまくりなのを前提に。
神綺の設定はわたすわ時代から変えてないのですが、当たり抜けが無いので攻められると非常に弱いです。
コンビネーション抜群のbaggy氏ベアトと戦人のタッグ相手ではほぼ勝利の見込みないですね。
最後の戦いはhumi氏ベアトの自然回復+怒涛の攻勢のせいで押し切れないのは分かってたので、初めから即死技のウリエルブレイドねらいです。
最後ぐらいシンクノソラーやりたかっただけー。

真里亞の本音はこの物語ならではですね。かなり踏み込めたかなと思ってます。
最後の救出の場面は絶対やりたかったシーンになります。
崖から落ちて全てが狂った紗代が、崖から落ちて死亡したビーチェとそれを見るしかなかった楼座、悪魔が囁いていた夏妃が助ける事で、運命が変わるのを表したかった次第。

これで後はエピローグを書くだけなので、次で最終回になります。
とてつもなく長くなりましたが、ようやく終われるんですねー。


 7月18日

やっと八月編が終わりました。これでやっと一年前に連載してた九月上旬編に繋がります。

汚忍の過去話はずっと前から温めてた内容ですが、かなりこれでも端折ってます。
おかげで新規キャラがいろいろ出てますけどほとんどネームドモブである。
汚忍の真実に関してはかなりぶれぶれな気もしますが、あえてそんな感じに書いてます。
別に汚忍自体を完全擁護する気はないのですが、もうちょっと上手く書けた筈なので、そこは次回作の課題でしょうね。

最後のシーンで瑠音が紗音に謝るシーンは実は描きたかったシーンでもあります。
Ep.7の紗音との別れシーンを見るに、そこまで瑠音自身は紗音を少しは気にかけてた(あの鍵の一件以来なのは間違いないでしょうが)ようなので。

これでアイマスを舞台にした話は全部書ききったわけですが、うーん、色々反省点があるわな。
アイマスと言う舞台をふくらまし切れなかったのもありますし、うみねこという舞台に対しては話を大きくしすぎたような。
ディレクターズカット版とかやるなら多分話半分ぐらいにするわこの辺り。


 7月5日

今回は気分転換に先に書きだした内容が10分超えたのでいっそ動画にとしたもの。
本来は8月編を終わらせる予定だったので、かなり危険な道を歩んでるような。

まず冒頭、最終的に戦人と真里亞の争いになったのは当初からの予定通りとなりました。
ガァプの真実については、うみねこ原作を読んでてワルギリアやロノウェ、七姉妹に元ネタがいたのにガァプだけ『ヤス』の完全な妄想なのが納得いかなかったので、ただ一人何も語られていない人物に当てはめた次第です。
ガァプの持論、愛が非常に歪んでるのは正妻の本性ではなく、正妻の奥底に秘めた思いをるー様が極端に誇張した結果になります。

最後に集めた戦闘シーン、これで楼座とビーチェはクランクアップになります。
二人とも連載当初に考えていたより少し戦闘回数が少なかった気がします。
特に楼座はもうちょっと強いキャラがリリースされてたら全然違ったのでしょうがねー。
ビーチェは逆に様々な相手と戦わせられる幅広い強さがあったので、非常に使いやすかったです。
エヴァは折角いいキャラがリリースされてたのについこの前の無理やり負かせたのが最後なのは勿体なかったので。

さて、大問題が一つ。ルー=サイファーがここで倒れてしまって、誰をラスボスにしよう?
FFらしく超唐突なぽっと出でもいいのですがねー。


 6月25日

新キャラ作ってからとか思ってましたけど、もう面倒なので止めます。
さすがに現在のリアル事情で新キャラ作るのはきつすぎんよ。

まず冒頭から戦闘。決闘前のやりとりを入れると尺がえらい事になるので、丸丸カットしました。
最近どこ見てもネタでしかない不破ですが、Mr.師範はネタとガチを両立させてる奇跡のキャラだと自分は思うのです。
(師範改はやりすぎなので実は好きではありません)
神依の問いただしは本来予定していた第二次大戦直前イベント第二弾の名残だったりします。
正直アカツキや完全者で十分描写したので、あえて神依のイベント用意する必要もないかな、と問答イベントとして消化しました。

最後のアドベント閣下はこの動画書いててやってみたかったタッグでもあります。
あそこまで両者とも更新重ねても絶妙に噛み合うのは素晴らしい事だと思います。
ちなみにブロントさんはブロッキングでの上書きLv.1です。
そうしないとすぐやられてしまいますし、逆にLv.2にまですると勝負がgdgdになるんで。

ブロントさん対忍者は本当なら今回やりたかったのですが、尺の関係で次回持越しである。
これで正真正銘残り3話、と思いたい。


 5月24日

これでメタ世界で繰り広げられた最後の戦いはエンドになります。
本当ならさくっとやって終了でもよかったのですが、少しだけ詳しく書いています。これでも半分ぐらいは端折ってますが。

まず冒頭場面は尺稼ぎかつ次回に入れる余裕が無いので、紫の野望を暴露しました。
要するに本来幻想入りする筈だった面々を駒のように動かし、本来イーブン(やや戦人有利)な原作よりはるかに朱志香が負ける確率を高くしています。
その上で朱志香と嘉音をお持ち帰りし、彼女の幻想を取り戻す、という壮大な計画なのです。
妖々夢や永夜抄、地霊殿も星蓮船も起こらなくたって問題ありません。幻想の巫女さえ現れれば。

次のシーン、黄金の真実で六軒島の者達を復活させたエンジェに対して、グレーテルが呼び出したのはグレーテル、ビーチェ、絵羽、紗音が歩んできた、築き上げてきたリアル世界での絆。
ちなみに本人ではなくエンジェ同様にグレーテルの魔法によるものです。
二人の縁寿の戦いは是非やりたかった決闘だったりします。主にMUGEN的に。

なお、こんな展開にしていますが自分は原作を否定するつもりは一切ありません。
ただうみねこをひぐらしのように運命を変える話に出来れば、と思い立ったがための作品なのです。


 5月16日

超悲報、100話到達。本当だったらもっと前に終わる筈だったのにどうしてこうなった。
100話だからサムネは絶対に縁寿にしたかったんですが、ノベル書いてたらそれだけで軽く25分行ったので無理ゲーでした。
なので縁寿サムネは次回になります。合掌。

今まで大幅に端折ってた原作に限りなく近い縁寿達の攻略のターンになります。
さすがに六軒島の舞台と並行して進めると亀速度になるので、ここで重点的にやっていきます。
冒頭の戦闘と次は原作を本編なりに再構築した結果なので略。
次の対ラムダに関してはレミリア関連を語る暇がなかったのでねじ込んでみました。
本来ならアウローラの恐ろしさを示す場面なのですが、MUGENではそれは表せないので没。
次の対バトラは原作なぞっても面白くないので大幅に短縮しています。
次の縁寿の葛藤は描写すると長くなるのは確定的に明らかな上、あくまで本編で書いてきたのはグレーテルの方なのであえて書いていません。グレーテル視点で綴っています。
最後の守ってくれるみんなの描写は漫画版をそれなりに再現してみました。
正直BGMはどうしようかと思いましたが、敵側を使うのも何か変な気がしたので、あえて見方が使いそうな音楽を使用しています。
だがアニメFate/SNのEMIYAは誰にもあてがってないので、結局エンジェ専用になりそうである。
グレーテルの専用BGMはあくまでDisillusionですので。

次は大半は書きあげてるので予定通り2週間後で。


 5月4日

最終決戦時には新キャラ必須なのですが、ここまでは展開次第だと思ったので執筆を決行。
でも別展開にしてるメタ世界側も進めればあと1話ぐらい先に進められるかも。

今回の話の内容は戦人対譲治、朱志香対真里亞になっています。
これは原作では一切殺し合わなかった孫世代を対立させた為です。
どうしてこうなったかは今までこの物語を追ってくれた方々は分かってくださる筈です。
ちなみに結構譲治の事をぼろくそに言ってしまっていますが、戦人が全部正しいとも思っていません。
その辺りの指摘も本編中に幾度となく織り交ぜてきたつもりです。
しかし完璧超人より欠点があった方がより人間らしいと感じるのです。

さあ、こちら側の残る相手はクレルが召喚したルーさまと幻月の二人だけ。
クライマックスも近いですね。


 4月20日

新キャラなんか今の生活で出来るわけがない。そんなわけでお茶濁し回である。
本当なら日高舞との決戦は余った貴音にやってもらうつもりでしたが、当初の予定であった愛にやってもらうよう変更。
なので展開に無理がありますがまあ仕方がない。
個人的には愛はもうちょっと愚直なイメージがあるのですが、本編では環境の違い(アルクェイドとリオンがいる)で少し落ち着いているのです。
愛と舞の決戦はALIVEで〆たかったので戦闘もその歌にしています。

朱い月の暴露の話は実はこの話作るまで全く考えてなかった設定だったりします。
つまりクリアマインドが具体的にどんな現象か、は決めていてもどんな理屈か、までは詳細煮詰めてなかった。
この設定を考え付いた事で紫の狂気が垣間見えるわけで。
後付けにしては上手くつじつま合わせられたなーと思ったり思わなかったり。

そして『汚忍』の過去話。これバッサリカットするかもうちょっと詳しくやるか決めかねたのですが、あっさりと流す方向にしています。
過去話をやって『汚忍』を抵当化するつもりはなく、きっかけがこうだった、と描写したかった。
実はブロントさんと『汚忍』のひとまずの決着をどうするかはまだ決めかねてます。どうしたものか。


 3月6日

すっかり紹介忘れてたので。
今回からベアトリーチェの課題に挑んでいく金蔵の系譜たち、といった流れになります。
ただし本編と違って躍起になってるのは子世代ではなく孫世代なのですが。

孫4人の前に立ちはだかる召喚されし悪魔達、の構図はEp.6の変則版になります。
要するに朱志香や譲治達が『ヤス』に抱く愛が本物かを試すもので、クレルが差し向けています。
これは戦人ばかりに目が行きつつも最終的に『自分』が幸せならそれでいいと思っているクレルが、自分自身を納得させるためにしています。
真里亞にすら悪魔を送っているのは、彼女が勝利した場合は全ての愛を捨ててベアトとして良き手本となり生きる選択をするためでしょう。

ただし戦人に立ちはだかった夢子は別。
本編で描写しないので暴露すると、彼女の召喚者は紗音になります。
これはリアルルシファーこと瑠音が自分(ベアト)の考えていた傲慢のルシファーそのままな戦法を取っていたため、教育した夢子に頼み込んだ次第。
戦人へ提示した課題は自分(とベアト)が無限の魔法で綴ったミステリー(犯罪計画)。
今の戦人なら無限の魔法による宝刀すら打ち砕けると信じて、願って。
最もそれは幻想サイドの視点しか見せていないので、勿論本当は舞台に上がってませんが。

譲治の決意は原作通りなので割愛。
朱志香の覚悟は原作より踏み込んだ形になります。譲治や戦人も敵にする意志があります。
一方の戦人の選択は悩んだ末にこれにしました。おそらく戦人なら紗音だのベアトだのと区切って考えないだろうと考えたためです。

それぞれの決意表明の差がどう現実に影響を及ぼすか、その行く末はどうなるか?
それをお伝えできるのはおそらく当分先にになると思います。
何故かって、最後に出す予定のキャラ、黄金の魔女ベアトリーチェをタッグパートナーにした紗音を形にする作業があるから。
時間に若干余裕があったドラノールすら数か月かかったからなぁ、もはや時間がない今だとどうなるやら。


 2月16日

これで原作ではベアトのゲームが始まるわけですが、本編ではもはや終盤である。
いつも金蔵の子が色々やらかしてるので、この話ではベアトを主軸とする金蔵の孫たちに色々やらかしてもらいます。
Ep.6も一応そうだったのですが、あれはベアトのゲームっぽい感じでやってほしかったかな。

残る相手はEp.7回想を真実としたヤスことクレルと、彼女の召喚した深紅のベアトリーチェことルー=サイファー率いる悪魔の軍勢がいますか。
今回登場したユキやロリスもそのラストダンジョンにいるボスみたいな感じ。
あとそのボス相当のキャラが3体いますが、暴露するとその99までで全員退場予定である。
折角ようやくMUGEN入りした彼女も使いたいですしね。

ベルンとアウローラの卓盤はEp.8をベースにしていますが、この話ではEp.8の展開にはしないつもりです。
そういった話は原作が綺麗に締めくくっているので自分があえて書かずともいいですし。
むしろこの話では――。

ベアトをどうしようかは実はまだ迷っていたり。
最終的には、は決めているのですが、そこまでどう持っていこうかしら?
というかそのためにはその100(仮)までにアレの目途を立てないといけないのですが、今の自分のリアル生活では相当厳しいんですよね……。
でもせっかくここまで連載したのですし、何とかやってみます。

逆算するとあと4話になります(ただしエピローグは度外視)。
ゴールデンウィークまでにはけりをつけたい所ですが、さらに忙しくなりそうであるorz


 2月8日

紹介忘れてたので紹介。今回からいよいようみねこ本編の舞台になります。
原作との大きな違いは、原作では死亡が確定している彼女ことビーチェの存在。
更に戦人が事前に紗音と再会している上に紗音の真実に気づいている点。
親世代、金蔵の子らはそれなりに状況が良くなってますが、孫らは原作よりはるかに悪化しています。
これは嘉音が朱志香に意思表示をしており、かつ紗音が譲治に冷たくする片鱗を見せている為。
結果的にそれがベアトのゲームの原動力となっていく事でしょう。
正直原作で語られてる箇所が多くなってる以上どこまで執筆するか悩みましたが、うみねこを知らない方でもそれなりに分かる程度には書く事にしました。
なもので本題に入れるのが次回の後半部分になりそう。

逆にEp.8をベースにした本来の縁寿の方は完全に端折る展開にしてます。
ぶっちゃけあっちを多く語ってもしょうがないので、黄金郷側の描写ないままに攻めていくのを描くのみです。
最後はあの場面につなげられるぐらいには描写したい所。

一応現在の予定では100話を目途にしたい所ですが、本当にこれ行けるのか?


 1月21日

このまま淡々と8月終わらせても良かったのですが、閑話をちょっとはさんでみました。
無くてもいいのですがキャラを深めるのには欠かせないんですよね、こういったちょっとしたシーンは。

冒頭、ベルンがボコボコにされるシーン。
ベルンが顔面パンチ受けるEp.8の絵はここに使おうかと初めから決めていました。
ヱリカが「我が主~」みたいにならないのはEp.6のシーンからするとベルンを盲目的に崇拝してるわけではなさそうなので。

次のシーン、久々に楼座登場。と言っても9月末編で出しましたが。
このシーンは当初考えてたモノのカットしようと二週間前までは決意してたものになります。
何せ端折っても話は通じてしまうので。でも前出のとおり書く事にしています。
楼座に余裕を、というのはこの話のメインテーマですので、丁寧に書けて良かったかなと。

譲治と紗音のデートシーンはまあ一応書き出してみました。
本当に回想だけで済まそうかとも一時は考えましたけど、あれだけ譲治の話やっておいてそれはないだろ、と考えを改めたわけで。
多分このシーンの展開をもう一度書き直したらまた別の会話になる筈。
そのぐらいキャラが勝手にやりとりした印象を自分自身覚えました。

最後、これもカットしようかと思ってた、舞の乱入。
何故これを書こうと思ったか、ですが、貴音のエピソードを8月で〆ようと思っており、最後の相手を誰にしようか迷ってたので。
本来なら汚忍のパーフェクトサンと決戦の筈でしたが、ジュピターと戦わせちゃったんですよね。
今更ミッシングムーンと戦わせても、ですし、端役の愛達をこれ以上書いても、ですし。
そんなわけで貴音の相手に困っていたら、舞の乱入と同時にやってしまおう、となったわけです。
いやーこれで舞と貴音と両方を書ききれるので、思わぬ拾い物と言った気分です。

なお、8月の次の話は新キャラをリリースしないとMUGEN戦闘シーンが撮れないもよう。
何とか2月までには目途立てたいですが……。


 1月5日

10月3日終わったので8月をやりきってから最終たる10月4日に行きます。
何とか100話以内に作品をおさめたいので8月編は本当に重要な部分以外は極力カットする方針に舵きっています。
なので本来やりたかったジュピター関連やベルの暗躍、譲治のデートとかはカットの方向で。
アイマス編ラスボスの日高舞については考え中。やるとしたらあっさりやって終わりかも。

まず冒頭は前回菜緒と決着がついたのでその後の話を。
さすがに散々引っ張っておいて決闘が終わってそのままは話にならないので。
次はいきなり負けるジュピター。でも彼らの話深くしても意味がありませんので。
神依対グランゾンをやってますが、実際の勝率はグランゾンの方が7:3で勝ちます。
コンボ火力が高いんですよね、グランゾンって。MUGENにネオが無いのが非常に残念。

そしてとうとう自ら粛清を行おうとする黒井社長。
彼の相手は迷ったのですが本編では出番があっても戦わなかったアドベント閣下に。
黒井社長は誰のシルエットにするかは全く悩まずに1部ディオにしています。
まだ出してない子安氏キャラはゼクスがいるのですが、黒井社長とキャラ違うし。

次のシーンはいよいよとなったベルンカステルとの決闘。
彼女がヱリカとドラノールを従えてブロントさん達に最終決戦を挑む構図は前から考えてました。
まあドラノールとヱリカの台詞に関しては結構当初より様変わりしていますが。
対ベルンなのでBGMはアレに。多分これであのBGMの出番終了になる筈です。
これで8月編は残り1,2話。これは日高舞を戦わせるか否かで2つに分ける必要があるので。
やらないと日高愛が未消化になる代わりにこれ以上本編から脱線しないで済むのですがうーん。

ちなみにベルンはmugen1.1版使おうとも考えましたが、実際やってみるとOpenGLがまともに動かなくて読み込みエラーばっかになるので断念してます。
まあ十中八九対戦相手のブロントさんが260MBあるせいなのですが。
こう、減色できるのにしてないのは怠慢以外の何物でもない気がするのですが。


 12月31日

これで10月3日編終了。
3話構成にするつもりでしたが、それを達成するために思った以上に駆け足になってしまった。

冒頭はEp.8でかくれんぼ終了して幻想サイドの宴開始したシーンから。
帰省してて漫画版読めないので、台詞は完全にその場の雰囲気思い出しながら書いてます。
次のシーンはビーチェが明確に金蔵を拒否して独り立ちするシーン。
まあ正直言うとあのセリフはこっちではなく黄金郷側の金蔵に言うべきなのですが、尺の関係で全カットである。
次のシーンはグレーテルが黄金郷を完全に拒絶して運命を変えるべく歩みだすもの。
これは運命を変える、というかつてのベルン=梨花と同じような感じにしたかったが為。
最後のシーンはようやく最後の決闘が始まる、なシーン。
ここからはいよいよ六軒島が舞台になります。

最近忙しくて動画作ってる暇がないのですが、何とか完成までは持っていきたい所です。おそらく残り8話。


 12月15日

実に1か月ぶりである。こんなんで完結できるのだろうかこれ?
前回から10月3日編ですが、本来この章はありませんでした。
というのも10月4日表と裏という形を取ろうかと思ってたのですが、練りに練ってみると3日にして4日の前にやる方がしっくりきたので。
もうちょっと細かに描写した方が親切なのですが、10月3日編自体が原作Ep.8の焼き増しなので巻き進行で行きます。

まず冒頭から半ばまではEp.8と同じなので省略。
決定的に違うのは駒縁寿として『グレーテル』が配置されている点。
これはこの話後半になって明らかになりますが、ラムダの計略のせいだったりします。
ひぐらしでは鷹野が構築した強固な運命を何とか打破しようと梨花が頑張る、といったお話でしたが、それをうみねこで行っていると解釈していただければ。
つまりEp.8の焼き増しは変わった筈の運命が戻ろうとしている力に他なりません。
そしてラムダの駒は原作通り本来の戦人と縁寿、もう覆しようもない定まった運命の者達です。
その辺りは次回に描写できればなーと思いますが、次で漫画版三巻まで描写出来るんだろうか?

後半は『ビーチェ』側。こちらも運命の収束の影響を受けていますが、やっぱりラムダの仕業。
ガァプの正体に関してはこの話独自設定なのであしからず。
ベルンが発言しましたが、クロノディアが用意したブロントさん達ナイトは、ベアトリーチェが定めてしまった運命を変えようとする『ビーチェ』、『グレーテル』、『エヴァ』の三人の強い意志の現れとして描写しています。
つまり彼女達があきらめない限りはピンチになれば偶然常に近くを通りかかる、メイン盾なのです。
特に『ブロントさん』に関しては重要なポジションにいると言って過言ではないでしょう。


前半期
中盤期

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